この星空の下で
第三章~恋~

‘初めての夜’



「なんか飲む?」



僕が聞くと



「ん?自分で買うよ?」



彼女がそういった。



「気使わんでいいって!缶ジュースぐらいおごるから♪」



「でも…」



駅の自動販売機にお金を入れる



「なっちゃんは何が好きなん?」



「紅茶かな」



僕が勝手に紅茶のボタンを押す。



「あ!自分で買うって言ったのに!」



「まぁもぉ買ったんやし!」



無理やり彼女の手に渡す



「…ありがとう」



僕は微笑む



そして自分はホットカフェオレを買った



「んぢゃ行こか!」



僕の後ろから彼女が付いてくる



ほんとに可愛い
彼女は背が低くて小柄な体型だ。


正直僕も背が低くてコンプレックスだったけど、彼女がそれ以上に低くて安心した



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