この星空の下で


駅を出た僕たちは駅の駐輪場へきた

すると



「うち、自転車より歩いてたっちゃんちまで行きたい」



僕は正直嬉しかった

もしかしたら手を繋げるかもしれない。
そう思ったから。



「なっちゃんがいいなら別に俺は歩いてでいいよ?でもめちゃめちゃ遠いで!」



彼女は微笑んで



「遠くても大丈夫♪」



そう言った。



「んぢゃ歩いて帰ろか!」



「うん♪」



僕たちは夜の道を歩いて帰ることにした


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