この星空の下で

翌日の朝。


僕は人の気配で目を覚ました。



すると僕の顔の上に有り得ないぐらい近づいた彼女の顔があった。



「おはよぅ♪」



彼女が微笑んで言った



「お、おはよう…」



彼女は何を求めていたのか僕にはわからなかった。



僕たちが起きたのは午前10時だった



「あと2時間しかいれへん…」



彼女が切なそうな顔で言った。



「またこいや!」



僕は無理に明るく言った。



「うん♪」



彼女も明るく返事した。




僕は彼女を駅まで送った。



駅の階段を駆けてく彼女に手を振りながら、別れを告げた。


「バイバイ!」




「バイバイ!またくるしぃ♪」


僕も彼女も強がって明るく別れた



彼女は大阪へと帰っていった。
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