この星空の下で


地元の駅から離れれば離れるほど新鮮な景色が広がっていた。



自分の知らない世界がそこにはあった。


景色を眺めていると


「次は~大阪~大阪です」



アナウンスが流れる。



ここで降りて環状線に乗り換え。

親父に聞いたためなんなく乗り換えれた。



『今環状線乗ったよ♪』



彼女にメールを送る


『了解♪うちもそろそろ家でるわ★』



受信してもうすぐ会えると思うと胸が高鳴った。



「次は~桜ノ宮です」



アナウンスが流れた。



僕はホームに降りて西口の自動改札を出た。


周りを見渡しても彼女の姿がない。


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