この星空の下で


「そこ左~そこ右~」


など彼女の先導に従いながら僕たちは彼女の家へ向かっていた。



「はい!到着♪」



彼女が言うからブレーキをゆっくりかけた


彼女がゆっくり僕の体から放れていく。

背中にかすかな彼女を温もりを感じながら緊張した面持ちで僕は彼女について行った。



「ただいまぁ」

「お邪魔します」



「おかえりー♪」



彼女の母が出てきた


「これが言うてた、たっちゃん♪」



「いらっしゃい♪汚いけど上がって上がって!」



イメージしていた感じの母だった。


もぉ40歳は過ぎているだろうが綺麗な人だった。


中には彼女の父もいた。



「お邪魔します」



軽く会釈をすると無愛想に頷いた


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