この星空の下で
隣で彼女がニヤニヤしながら
「んぢゃちょっと出かけてくる!」
と言って僕の手を引きながら玄関へ向かう。
「8時までには帰ってきいやぁ」
母の声がする。
「はぁい」
彼女が答えて僕たちは家を出た
「賑やかでごめんなぁ」
「賑やかな方が打ち解けやすいから全然いいよ!」
僕が答えると何かを思い出したかのように
「ハンバーグ好きなんやぁ」
「うん」
「お子ちゃまやなぁ♪」
悪戯っぽく笑う
「はいはい(笑)」
気にも止めず返事をする
「面白くなぁい!」
「んなこと知らんがな!」
などと言って会話をかえる。
「なぁどこ行くん?」
「梅田♪」
「あぁ!」
頷いて返事をする