この星空の下で

‘すれ違い’




バレンタインをさかいにもっと幸せになった僕たち



会えない日はメールと電話が当たり前




ほぼ毎週のように彼女の家へ泊まりに行っていた




この幸せがずっと続くと思っていた




自分が変わった事に気付かずに・・・






『今電話できる?』


『今は龍介と遊んでるから無理やわ』




季節はめぐり桜満開の4月になっていた
彼女との関係に慣れてきた僕は
自分では気付かないが友達を優先するようになっていた


いわいるマンネリだ


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