この星空の下で


1時間かけてようやく着いた彼女の家。


彼女にメールをした


『今ナツの家の前にいる』



全く返事がくる気配がない。



僕は彼女の自宅に電話した。




「もしもし」



「あ、ナツの彼氏のタツですけど…」


出たのは彼女の父だった。

この時僕は自分の名乗り方に恥ずかしさを覚えた。



「あぁ…今菜都美にかわるわ」



< 85 / 128 >

この作品をシェア

pagetop