この星空の下で


「よし!やっと一曲完成だな!」


空先輩が言う。



「俺以外初心者だから仕方ないやろ」


海先輩が言う。



「俺ら二人はどうっすか!?」

龍介が聞く



「二人とも初心者にしては覚え込みが早いと思う」


海先輩が言う



「「あざーす!」」


僕と龍介が声を揃えて言う。




一週間で僕たちは一曲完成させた。



これだけ充実した生活をしていても、僕の心には穴があった。
その穴はドラムをやっている時はドラムで埋めて、ドラムをやっていなかったら彼女を思い出している…前に進めそうにない…


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