笑って泣いて恋をして。
憂鬱な気分でお昼ご飯を口にする。
「のーちゃん?大丈夫?箸止まってるけど…」
「あ、うん 大丈夫!」
「なら…いいんだけど…」
「あ、乃亜~」
「裕人、あ、今からお昼?」
「うん 一緒に食べてもいいかな?」
「あたしはいいけど…、穂里もいいよね?」
あたしが穂里に聞くと、穂里は一瞬顔を曇らせてから、
「ごめんね 私、呼び出されているから二人で食べて?」
「え…?うん…」
「榊原くん、誘ってくれてありがとう 私は行くからのーちゃんの事、よろしくね」
穂里は裕人に何かを言うとあたしに小さく手を振って屋上を出て行った。
「どうしたんだろ…」
あたしが純粋に呟いた。
「もしかして――」
「裕人?」
「いや…なんでもない。勘違いかも知れないしね。そーいえばさ、今日――」
裕人が話題を切り替えて話し出す。
だけど、あたしの頭の中には立花にお礼を言うということに躊躇いがあった。
今まで、いじわるは数知れずにされてきたけど…ノートを書いてくれるっというのは立花が初めてだった。
なんとなく、照れくさい。
「乃亜ー 食欲ないの?」
「……ごめん なんの話だった?」
「乃亜、ちゃんと寝てる?」
昨日は9時に寝たから十分睡眠取れている筈なんだけどなぁ。
「うん ……あれ?もうこんな時間?お昼ごはん食べ損なっちゃったなぁ 裕人、あたし食べてから教室に行くね」
「分かった」
裕人はそれだけ言うとあたしを置いて屋上を後にした。
「のーちゃん?大丈夫?箸止まってるけど…」
「あ、うん 大丈夫!」
「なら…いいんだけど…」
「あ、乃亜~」
「裕人、あ、今からお昼?」
「うん 一緒に食べてもいいかな?」
「あたしはいいけど…、穂里もいいよね?」
あたしが穂里に聞くと、穂里は一瞬顔を曇らせてから、
「ごめんね 私、呼び出されているから二人で食べて?」
「え…?うん…」
「榊原くん、誘ってくれてありがとう 私は行くからのーちゃんの事、よろしくね」
穂里は裕人に何かを言うとあたしに小さく手を振って屋上を出て行った。
「どうしたんだろ…」
あたしが純粋に呟いた。
「もしかして――」
「裕人?」
「いや…なんでもない。勘違いかも知れないしね。そーいえばさ、今日――」
裕人が話題を切り替えて話し出す。
だけど、あたしの頭の中には立花にお礼を言うということに躊躇いがあった。
今まで、いじわるは数知れずにされてきたけど…ノートを書いてくれるっというのは立花が初めてだった。
なんとなく、照れくさい。
「乃亜ー 食欲ないの?」
「……ごめん なんの話だった?」
「乃亜、ちゃんと寝てる?」
昨日は9時に寝たから十分睡眠取れている筈なんだけどなぁ。
「うん ……あれ?もうこんな時間?お昼ごはん食べ損なっちゃったなぁ 裕人、あたし食べてから教室に行くね」
「分かった」
裕人はそれだけ言うとあたしを置いて屋上を後にした。