星の涙


窓の外をぼんやり見てる私。


何もしないで過ごしていた時間。


気付けば入学式から2週間ほど
経っていた。



友達なんていない。

というかいらない。

つくらない、
つくらせないオーラを

かもしだす。


授業に参加しても

内容なんて聞いてない。



こんな意味の分からない呪文、

人生で使うのか?


字がかけて、
たし算とひき算ができれば

十分でしょ?



特別な未来なんか求めない。



だから私は無駄なことには
一切手をつけないのだ。





先「辻川さん!話を聞いていますか?外ばっかみてないで授業に集中しなさい!!」



突然言われた。


思わず声がしたほうを見ると


国語担当の女の先生が
怒りながらこっちを見ていた。



こんな先生いたっけ?


興味ないからよくわからないけど


ムカついたから睨んどいた。

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