お前のために、貴方のために…
朝…身体中が痛くて目が覚めた。
あいつゎ隣でぐっすり寝ている…。
そろそろ学校にいかないといけない
時間だ…。
「和也…。起きて…。」
和也、もとい、澤田和也《サワダ カズヤ》
とゎ私、玖蘭紗羅《クラン サラ》を
縛りつけているあいつの事である。
手錠と足かせを取ってもらうために
和也を起こした。
「もう、学校行くのか…。」
そう言いながら、手錠と足かせを
取ってくれた。
「分かってるだろうな?
お前ゎいつでも見張られているんだ
いくら逃げても無駄だからな。」
私ゎ返事しないで学校に向かった。
もう一生この地獄から脱け出せないのか
一生私ゎあいつから離れられないのか。