そこに咲くかたち。
あたしはももちゃんが好き。 

初めて会ったとき……


なんとなく気になるだけだった。 


本当の初めは、ももちゃんの身長だったけど…。 


二人きりになって、笑ってくれた時、うれしかったの。 


笑った顔が可愛かったんだ。 


今まであたしのまわりにいた人達とは違う、大人の男の人だった。 


だから魅かれたの?


あの日公園で助けてくれた事は…きっと忘れない。 


ももちゃんのそばにいたかった。 


好きになってもらいたかった。 



ずっと……

触れ合いたかったのかもしれない。 



だから今……

こうしてベットの上に、
二人いること……



あたしはうれしくて仕方ない。 



幸せがあふれてくる。


例え……








偽りでも………。

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