そこに咲くかたち。
「お!そっか!あ、でも、ゆいちゃんいいの?」

「いいですよ♪あたしももちゃん見てみたいし♪」


あたしはももちゃんにメールした。 

『おつかれさま 
今日、店が臨時休業になったんだょ今友達と二人でファミレスにいるんだけど…、ももちゃん達に合流しちゃダメ?』

送信した。

「もし断られたら、なんか疑っちゃいません?」

ゆいちゃんがニヤニヤしながらあたしに聞いてきた。
「何を?」

「ホントは相手がよっちゃんじゃないかもー、とか、浮気!?とか…、」

「えー、あんまり考えてなかったよ。ほら、こないだの事があってから、あんまりももちゃんの事疑わなくなったなぁ…。」

♪♪♪♪♪

ももちゃんからの返信が来た。

『いいよ!おいで!駅近くの、‘浜勢’って居酒屋わかる?たぶんもうよっちゃん着いてるから。』


ももちゃんに『了解』のメールをして、あたしたちはその居酒屋に向かった。




到着する少し前、ゆいちゃんのケータイにカレシから連絡が来て……… 



あたしは1人で行くことになった。 



よっちゃんに会うのは久しぶり。 



もし、ももちゃんが来るまで外で待ってたなら、 




あたしがこんな疑惑を持つことはなかったのかな……。

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