そこに咲くかたち。
「みさきさん電話は!?」
「へっ?」
「電話!ももちゃんに!」
「あ…あぁ!!」
あたしはケータイをバックから取り出してももちゃんに電話を掛けた。
「pu ru...
pu ru ru ru ru...
pu ru ru ru ru...
pu ru ru ...
留守番電話サービス……」
ピッ
3回掛けた。
でも、ももちゃんは電話に出なかった。
「でない…。 」
「って事はやっぱり……浮気……」
あたしはそう言い掛けたゆいちゃんをジロッと見た。
「わーッッ!ごっこめんなさいッッ!嘘です嘘ですッッ!!」
浮気……?
浮気っていうの?これって…。
カノンちゃん、カレシとは随分長いって言ってた…よね……?
これじゃあまるで……
「あたしが浮気相手?」
「アハハッ」
「笑えない!!違うでしょゆいちゃん!」
ゆいちゃんはタバコをくわえて火を付けた。
「みさきさんの見間違いじゃないですか?」
「え?」
「ももちゃんって、そういう人じゃないと思ってましたから。まぁ、あたしはももちゃん本人に会ったことないんで…何とも言えない気もするんですけど…。みさきさんから聞いたカンジだと……浮気とか…、みさきさん裏切ったりしなそうと思ってたんですよね。」
裏切り…?
見間違い…?
見間違い……なの?
っていうか、見間違うの…?
あたしがももちゃんを…
でも…
でも、ももちゃん今日は……
「よっちゃんに電話してみる!」
「よっちゃん?」
「ももちゃん、今日よっちゃんと遊ぶって言ってた。」
あたしはよっちゃんに電話を掛けた。
どうか…
よっちゃんと一緒にいますように…。
「へっ?」
「電話!ももちゃんに!」
「あ…あぁ!!」
あたしはケータイをバックから取り出してももちゃんに電話を掛けた。
「pu ru...
pu ru ru ru ru...
pu ru ru ru ru...
pu ru ru ...
留守番電話サービス……」
ピッ
3回掛けた。
でも、ももちゃんは電話に出なかった。
「でない…。 」
「って事はやっぱり……浮気……」
あたしはそう言い掛けたゆいちゃんをジロッと見た。
「わーッッ!ごっこめんなさいッッ!嘘です嘘ですッッ!!」
浮気……?
浮気っていうの?これって…。
カノンちゃん、カレシとは随分長いって言ってた…よね……?
これじゃあまるで……
「あたしが浮気相手?」
「アハハッ」
「笑えない!!違うでしょゆいちゃん!」
ゆいちゃんはタバコをくわえて火を付けた。
「みさきさんの見間違いじゃないですか?」
「え?」
「ももちゃんって、そういう人じゃないと思ってましたから。まぁ、あたしはももちゃん本人に会ったことないんで…何とも言えない気もするんですけど…。みさきさんから聞いたカンジだと……浮気とか…、みさきさん裏切ったりしなそうと思ってたんですよね。」
裏切り…?
見間違い…?
見間違い……なの?
っていうか、見間違うの…?
あたしがももちゃんを…
でも…
でも、ももちゃん今日は……
「よっちゃんに電話してみる!」
「よっちゃん?」
「ももちゃん、今日よっちゃんと遊ぶって言ってた。」
あたしはよっちゃんに電話を掛けた。
どうか…
よっちゃんと一緒にいますように…。