そこに咲くかたち。
3時少し前に、あたしは店の駐車場に着いた。車から降りるとすぐ、隣にゆいちゃんの車が入ってきた。
「みさきさん!」
ゆいちゃんは急ぐように車のロックをしてあたしの方に走ってきた。
「おはよ、ゆいちゃん。」
「みさきさん…今日は来ないと思いました……。」
「……カノンちゃんに…、話聞きたかったから…。」
玄関から店内に入ると、店長が待機室の棚を拭き掃除していた。
「あ、おはよう!みさきちゃん!ゆいちゃん!今日もよろしくね!」
今日も鼻歌を歌って、機嫌はよさそうだった。
あたしは周りをみる。
カノンちゃんのバッグが目に入った。
「店長、カノンちゃんは?」
なんとなく、恐る恐る聞く。
何かが怖くて…どこか、普通にはできなかった。
「みさきさん!」
ゆいちゃんは急ぐように車のロックをしてあたしの方に走ってきた。
「おはよ、ゆいちゃん。」
「みさきさん…今日は来ないと思いました……。」
「……カノンちゃんに…、話聞きたかったから…。」
玄関から店内に入ると、店長が待機室の棚を拭き掃除していた。
「あ、おはよう!みさきちゃん!ゆいちゃん!今日もよろしくね!」
今日も鼻歌を歌って、機嫌はよさそうだった。
あたしは周りをみる。
カノンちゃんのバッグが目に入った。
「店長、カノンちゃんは?」
なんとなく、恐る恐る聞く。
何かが怖くて…どこか、普通にはできなかった。