そこに咲くかたち。
「居酒屋行こーぜぃ☆」

よっちゃんが友達二人に言った。
今度はこっちを向いて言う。 

「ももちゃんと優真!」

「なに〜、急にいなくなったと思ったら、ナンパしてたん?  で、なにちゃん?」

優真があたしに聞いてきた。 
あたしはとっさに源治名を言ってしまった。 

「あ、みさき!よろしく。」

「よろしくね〜♪」


よっちゃんと優真はノリがよくて話しやすそうだった。 

でもあたしはもう1人の人……、 


ももちゃんを見てた。 


ももちゃんだけが高身長だった。 
185はありそう。 


帰ろうかな、とはもう思わなかった。 


4人で近くの居酒屋に行った。



ももちゃんはあまりしゃべらなかった。
< 40 / 384 >

この作品をシェア

pagetop