そこに咲くかたち。
「!!」

男はあたしの腕をつかむ。 

「やめてよッ!離してっっ!!」

あたしは腕を大きく振り回した。

「いいから、いいから。いくら?3万?5万?」



〔何!?コイツ!!マジでヤバいッッ!!〕


「離して―――ッッ!」

あたしはなんとか掴まれた腕を離せた。 


すると今度は両手の手首を掴まれ顔を近付けられた。 

「カマトトぶってんなよ。風俗女が!!」
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