キミの歌、アタシの物語。
―――――――背中を向けて

君は歩き出した。

交わされない言葉。

僕が最後に言おうとした言葉は

僕の心の中へと堕ちて

消えた。




もう君に会うことは無い。

こんな風に

今みたいに

遠くから見ているだけ。

それでも構わない。

そう思う自分を

子供染みた

自分の想いがさえぎる。



”行かないで

行かないで

ねぇ・・・”

心の中で

小さく呟く。
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