キミの歌、アタシの物語。
―――――――背中を向けて

僕は歩き出した。

涙が落ちる前にと

自然に早歩きになる。

そんな僕を

君は見ていたかな?



もう君にあってはいけない。

なぜかそんな気がして

一筋

涙が零れた。



幸せすぎるのは嫌いだ、

そうやって強がって嘘をついて

手放したのは

君と僕の

”二人の未来”。

二人が幸せになるには

きっと

こうするしかなかったんだ。



ねぇ・・・

君はこんな僕を

どう想う?
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