キミの歌、アタシの物語。
でもね、

今は

後悔ばっかりなんだよ。

もう二度と戻れないの?

って、

そればっかり考えてる。

戻れない、

そんなのわかってる。

でも心のどこかで

戻りたいと思ってるんだ。

ずっとそばに居たかった。

ずっと君と笑っていたかった。

ここは始まりか

終わりか

それすらも考えることが

出来ないんだよ。

今の僕には

分からないんだ・・・。




君と過ごした日々は戻らない。

君と一緒にいた時間は

あっという間に

流れ去っていったっていうのに

こんな短い夜さえも

長く感じてしまうんだ。

そんな短く長い夜に

僕は1人で夢を見る。

笑ったり

泣いたり

怒ったり

一緒に出かけたことも

歌ったこともあった。

そんな君の記憶を

辿る夢を。
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