キミの歌、アタシの物語。
僕が

数え切れない程の罪を

重ねてきたと君が言うなら

それはきっと

君に出会ったことからだ。

その手に触れたこと

君の隣でそっと

生きようとしたこと―――――。



僕がずっと一人で

孤独の痛みで償うから。

だからせめて

君の記憶に居させて。

愛したことは

忘れないで――――・・・。



ずっと後でもいい。

変わらない気持ちでまた出会えたら

僕を思い出して。

そして手を繋ごう。

かつて夢見た

”僕と君の二人の未来”を

一つ一つ

思い出そう。
< 17 / 83 >

この作品をシェア

pagetop