キミの歌、アタシの物語。
「―――――友梨ちゃーん!」
病院で私がピアノを教えた子
美紅。
美紅は私に駆け寄ってきた。
「遅いよ、美紅」
「ごめんねっ
おめかししてたら遅くなった」
あれから
5年の月日が流れた。
入院してたときは
小学生だった美紅が
もう今では
高校1年生だ。
私は歌手で
メジャーデビューを果たし
大舞台で歌うことも
多くなってきた。
そんな私は
美紅と一緒に
旭ヶ丘病院の
小児病棟を訪れた。
今日は8月22日。
君の命日でもあり
君と私の記念日でもあった。
君と私が出会って
8年目の記念日。
「今日は集まってくれて
どうもありがとう」
ここには相変わらず
たくさんの患者さんが入院してて
私を見て
目を輝かせた子もいるし
君の担当医だった先生も
まだいる。
5年前の私と君のコンサートに
きてくれた子も
今日のためにきてくれた。
病院で私がピアノを教えた子
美紅。
美紅は私に駆け寄ってきた。
「遅いよ、美紅」
「ごめんねっ
おめかししてたら遅くなった」
あれから
5年の月日が流れた。
入院してたときは
小学生だった美紅が
もう今では
高校1年生だ。
私は歌手で
メジャーデビューを果たし
大舞台で歌うことも
多くなってきた。
そんな私は
美紅と一緒に
旭ヶ丘病院の
小児病棟を訪れた。
今日は8月22日。
君の命日でもあり
君と私の記念日でもあった。
君と私が出会って
8年目の記念日。
「今日は集まってくれて
どうもありがとう」
ここには相変わらず
たくさんの患者さんが入院してて
私を見て
目を輝かせた子もいるし
君の担当医だった先生も
まだいる。
5年前の私と君のコンサートに
きてくれた子も
今日のためにきてくれた。