キミの歌、アタシの物語。
涙がどんどん溢れる。

君に触れられてる腕が熱い。



やっぱり

諦める、なんて・・・

私には無理みたい。



君に出会えてよかった。

君が・・・

君のことが、好きだよ。



でも

その一言が君に言えない。

勇気を振り絞って

君を見つめる。



「あのね・・・」



そう言いかけたとき

君の顔がどんどん近づいて

君と

唇が重なった。



この唇で

握り合っている手で

お互いの想いがわかるから。

もう

言葉はいらない。

お願い・・・

ギュッとしていて・・・。
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