THE BEST REVENGE
その実、間接的ながらも
どれほど彼方の国の、
一方的な大虐殺に参加し、
投資していたのか、
自覚さえも芽生えていなかった、
僕らは無頓着な猿の群れだ。

大人たちはそうやって
追いやられてしまわれて、
騒ぐ子供の駄々に、

いっそ飲み込まれてしまおう…

とかさえ、考えていただろう?
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