THE BEST REVENGE
大きな門を抜ける際に
つまずきそうなほど
大きな鴨居が印象的だった。

踏み入れてはならぬ領域、
そのラインを超えた気がした。

先ほどのインターホン越しの
声の主でもある
見た目40過ぎのメイドの案内で、
奥へと通されると
重厚な門構えの応接室へと通された。

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