ホステスに恋をした

出会い 京side

開店と同時にたくさんの容が来た。
よく来るよ…なんて思いながらも、笑顔を振りまく。
                    「ねぇ、このあと付きあってよ~♪」
この甘ったるい声がウザッたい…
「ゴメン!
今日空いてないんだよ~。

また今度なっ」

「えぇ~!」
そんないつもの会話をしていると、ふと目の先のテーブルが映った。
見たことのない客だった。
服装だって周りのやつと全然ちがう。
なんか…純粋そうな子だ。
なんでそんな奴がいるんだ?
しかも、完全に押されてる。


< 13 / 19 >

この作品をシェア

pagetop