ホステスに恋をした
「別に…俺はアンタを助けたわけじゃねえから
ただ、店の外での営業は高ぃんだよ
•••••••金が」
「…なるほど」
「なるほど…って
俺は嫌がる客を無理やり連れてって金をもらうアイツが許せなかったってだけだから」
「そうだったんですか…
ありがとうございました
何かお礼を」
「いいよ、そんなの
あ、でも…
ここにはもうこないほうがいい」
俺は、納得のいかなさそうな彼女を無理やりタクシーに乗せて
店に戻った
あの日…
酒をいくら飲んでも彼女の顔を忘れることが出来なかった




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