君を好きになって良かったこと
すごくすごく
ささやかな始まりだったかもしれない。

出会う瞬間

誰も何も予想なんてつかなくて
もちろん君と言葉を交わしたり
君の存在が
こんなにも大きくなることも

きっと神様も
知らなかった。

もしも知っていたなら
あたしは少し
神様をきらいになるかもしれないよ。








でもやっぱり

出来ることなら

より強く

信じていたいけど。





ねぇ神様?

知らなかったんだよね?


ふたりが出会うこと。
そんな瞬間があること。
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