私はヤクザ
私が手渡したのは、うさぎの付いたピン止めと髪どめが付いたセット。
『なんか妹好きそう!!!』
「ホントに????」
『あぁ。これにする。』
「よかった。」
『ちょっと買ってくるな!!!』
「うん!!!!!」
それから5分後・・・。
『お待たせ!!!』
「ううん!!あのさ。これ!!!」
『何???』
私が智に渡したのは
智が買ったものが入るくらいの小さなかばんと
くしと鏡を渡した。
「これ。私から妹さんに!!!」
『そんなのワリィーよ!!!』
「いいの!!妹さんぐらいの歳になるといろいろ持ち歩きたくなるんだよ??
だからカバン!!!鏡とくしは女の子の大切な道具だからね!!!」
『なんか気つかわせたな!!!』
「気にしないで!!私が好きでやってるの!!!
その代わり!今度妹さんに会わせてね??」
『おう!!!いつでも会わせてやるよ!!!』
それから智と街中をぶらぶら歩いていた。
気づくと辺りはもう薄暗くなっていた。
時計の針は6時を指していた。
「智!!もう帰った方がいいんじゃない???
妹さん待ってるよ???」
『あぁ・・・。そうだな!!!。
じゃ・・・。帰るなぁ!!!家まで送ろうか???』
「・・・大丈夫!!!
また明日学校でね!!!
今日はありがとう!!!とても楽しかった。」
『俺の方こそ!!妹にもプレゼント買ってもらって・・・。』
「いいよ!!!じゃ・・・。バイバイ☆」
私と智はこうしてお互いの家に帰っていった。