私はヤクザ



椿「・・・。お母さん・・・。」


智『みんな。ごめん・・・。椿と二人で話がしたい・・・。』


七海『・・・分かった。みんな今日は帰りましょう・・・。』


椿「みんな今日はごめんね・・・。ありがとう。龍雅・・・。みんなを家まで送っていって・・・。」


龍雅『分かりました』


椿「智・・・。私の部屋でいい??」


智『あぁ・・・。』

智と私は2階にある私の部屋に移動した。

椿「智。話って??」

私がそう言うと・・・。
私はいきなり智に押し倒された。

椿「智!???」

智『で・・・?答え決まった??』

椿「・・・。智は・・・。迷惑じゃないの??私と関わったから命狙われてるんだよ??
なのに・・・。なんで私に優しくするの・・・???」

智『はぁ・・・。お前さ・・・。分かってねぇーな。しかたねぇーな。松川より先に俺の子を作ればいいんだよ。それなら問題ねぇーよな。』

そう言った智の目は今までに見たことの無い・・・目だった・・・。

椿「いや・・・。智・・・。やめて!!」

私は強引に服を脱がされた。・・・・いや。破られたんだ・・・。

私の叫びは智の耳には届かず・・・。
そのまま智のものが私のなかに入ってきた。

行為が終わっても智の目は変わらず・・・。怖くて怖くてたまらなかった。

そして流されるままに何度も何度も行為を行った。
夜中まで智の手が止まる事は無かった。

朝目が覚めた時、智は隣で眠っていた。

その寝顔を見ていると、やっぱり愛しくて愛しくてたまらなかった。
昨日の智の目も・・・。違う一面だったけど・・・。
愛からくるものだと信じたい。

私は智を部屋に残し一人シャワールームに行った・・・。

鏡に映る私の体中には真っ赤な花が無数咲いていた。

私が部屋に戻ると智はベッドの上で座っていた。

椿「・・・智・・・?どうしたの??」

智『椿・・・。ごめん!!昨日・・・。俺無理やり・・・。椿がいなくなるって思ったらいてもたってもいられなくて・・・。こんな俺嫌だよな・・・。嫌いになられても仕方ない事した。』

椿「・・・。謝るのは・・・。ずるいよ。私は嫌いになんてならないよ??智の違う一面がみれて、逆に嬉しかったし!!」

私は笑顔で智に答えた。

智『椿・・・。ありがとう・・・。』

椿「智もシャワー浴びてきたら??汗かいたでしょ??その間に朝食の用意しとくね!!」


< 47 / 86 >

この作品をシェア

pagetop