先生と私 2

『恭哉…??』

「…ん??なんか言った??」


―――――大丈夫かな…!?


『ううん、何でもない』


私は大人しく助席に座って

外の景色を眺めた。



綺麗だなー

と思いつつ、恭哉を気にして…。




「沙穂」

いきなり呼ばれてドキッとする。


『何??』

なんだろう…


今まで無言だった恭哉が

いきなり私を呼ぶなんて…。
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