先生と私 2

「もう帰るの…??」

その時、恭哉は私の腕をつかんだ。

つかまれたところが、

かすかに熱い…。



『え、うん。もう帰るよ!!』

「待って」

『え、なん…』

「もうちょっと一緒に居たい」


嘘ッ………


恭哉も、

私と同じ気持ち…??



嬉しくてしかたない。



一緒にいたいって思ったのは

私だけじゃないんだ…
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