先生と私 2

『私なら大丈夫だから!』

1人で帰るよ…

そう言ったのに―――


「俺が大丈夫じゃない」

なんて、わけのわからない事を…


『えー…』

「いいから乗れ」



まったく…

仕方ないなー



と、先に折れたのは私。


恭哉って意外と強情なんだね…




そう思いながら、私は車に乗った。
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