桜の木の前で
いつでもあなたと

「んっ・・・・」

光の中から抜けて目を開けるとそこには優しく微笑みあう真珠さんと泉里がいた。


“お帰りなさい。瑠璃”

「ああ。真珠さん。やっと出会えたのね。」

嬉しそうにうなづく。

「あのとき瑠璃が俺と真珠の未来を変えてくれたからまたこうしてめぐりあえたんだ。」

「よかったあ・・・・」

思わず涙ぐんでしまう。
< 153 / 166 >

この作品をシェア

pagetop