桜の木の前で
「ええ。ここは桜の夢の中。だけど夢の道にはあなたの強い思いが大切なのよ。」

「強い思い・・・」

「さあ。願って」

百合に促されて強く願う。
わしを瑠璃のもとへ。

すると目の前に光の道があらわれた。

そしてその先には

瑠璃が居た。

「瑠璃!!」

「っ刹那!!」


わしが呼ぶと驚きそして泣きそうになりながら瑠璃が答えた。

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