【短編】 夢恋ビーナス
着メロも鳴り出した。


親友のユウジからだ。


遅いから心配して掛けてきてくれたんだろう。



ようやく、起き上がったコウスケ。


ケータイを手にし、アラームを止める。


そして、時間を見る。


(あちゃー!)


もう、10時になろうとしている。


ゼミの始まる時間だ。


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