純恋
眠い・・・
毎日店に出てるのは
さすがにキツイ・・・
あくびをしながら
教室へ行く廊下を歩いていると
背後から声を掛けられた。
「先輩!!」
振り向くとそこには数人の女・・・
その真ん中いる女が赤い顔をしている。
「あのぉ・・・コレ・・・」
差し出されたものは弁当の入った紙袋。
無言で受け取ると女達は
キャーキャー言いあいながら
走って行った。
「しゅんはいいよなぁ〜。
毎日手作り愛妻弁当で!!
っで、今日はそれで何個目だ??」
背後から祐二の声がする。
「・・・5個目・・・」
「いいなぁ〜少し分けろよぉ〜
そのモテモテオーラ!!」
・・・知るかよ・・・
頼んでねぇのに
勝手に持ってくるんだよ・・・
「やるよ・・・」
受け取った弁当の袋を全部
祐二に突き出したとき・・・
祐二の肩越しに見えた
長い黒髪の女・・・・・
ドキッ・・・
まさかっ・・・!!
高鳴る胸の鼓動を感じながら
その姿を確認しようとした時
「こんなにいらねえしぃ!!」
口を尖らし文句を言う
祐二に視界を遮られ
見失ってしまった・・・・
嘘だろ・・・
あれは間違いなく
ブランコの女だ・・・・・
毎日店に出てるのは
さすがにキツイ・・・
あくびをしながら
教室へ行く廊下を歩いていると
背後から声を掛けられた。
「先輩!!」
振り向くとそこには数人の女・・・
その真ん中いる女が赤い顔をしている。
「あのぉ・・・コレ・・・」
差し出されたものは弁当の入った紙袋。
無言で受け取ると女達は
キャーキャー言いあいながら
走って行った。
「しゅんはいいよなぁ〜。
毎日手作り愛妻弁当で!!
っで、今日はそれで何個目だ??」
背後から祐二の声がする。
「・・・5個目・・・」
「いいなぁ〜少し分けろよぉ〜
そのモテモテオーラ!!」
・・・知るかよ・・・
頼んでねぇのに
勝手に持ってくるんだよ・・・
「やるよ・・・」
受け取った弁当の袋を全部
祐二に突き出したとき・・・
祐二の肩越しに見えた
長い黒髪の女・・・・・
ドキッ・・・
まさかっ・・・!!
高鳴る胸の鼓動を感じながら
その姿を確認しようとした時
「こんなにいらねえしぃ!!」
口を尖らし文句を言う
祐二に視界を遮られ
見失ってしまった・・・・
嘘だろ・・・
あれは間違いなく
ブランコの女だ・・・・・