いちごとブルーベリー

振り向くと奏ちゃんがいた。

「あ!!やちるちゃんもう来てたんだ~。はやいね~。一緒にお部屋行こうと思ってたら居ないんだもん。ビックリしちゃったよ」

「なんか、ごめんね」

「こっちが、そう思っただけだから気にしなくて大丈夫だよ。でもって、みんな海行くんだって。やちるちゃんも行くでしょ?」

「えっ?あぁ…うん。後で行くね」

私が、そう言うと…。

「そっかぁ…。じゃあ、後で来てね!」

と言って荷物を置いて海へと行ってしまった。


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