君がいない夜に

そしていよいよ
クラス発表当日。

門の近くでは
たくさんの人でごったがえしていた。

「優ーうちらも紙もらおー」

「うん」

たくさんの人を押し退けてやっと先生の所までたどり着いた。

「先生ー紙下さーい」
「私にも…下さい」

「はい」っと少しぽっちゃりした先生が私達にクラス発表の紙をくれた。

クラスは全部で6クラスあるので、高杉くんと同じクラスになるのは難しい。

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