君がいない夜に

キーンコーンカーンコーン…

「んー…」

「よく眠れた??」

目の前には猫くんの顔がドアップでうつしだされている。

「うわぁ!!!!;;」

「そんな驚かなくても…」

「ごっ…ごめん;てか私いつの間に寝てたんだろ…;あっ!猫くん!!休み時間終わった;;??」

「うん★今さっき終わったけど☆」

ニコニコと猫くんが言う。

「そっか★よかったぁ」

と、つられて優もニコニコと言う。

「って…全然よくなーい!!!!ヤバい;;急がなきゃ」

優が走り出そうとすると…

「待って…」

猫くんが優の腕を掴んだ。

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