主人の夢には
それは学生にとって、思ってもみないことだった。

「本当ですか?先生!!」

「あぁ、本当だとも。学長と同じで、私も君の活躍を願っている。」

「ありがとうございます!」

学生は心底ほっとしたような、柔らかい笑みをしていた。


「これも、君のいつもの態度の贈り物だよ。これからは期待をされているんだ。共にいい論文を作る為に頑張ろう。」

「はい!」
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