占い師の恋【完】
まっきーは、とっても美人。気が強くてサバサバとしているけど…。そこがまっきーらしくて大好き。
お友達の記念にプレゼントしたブレスレットを毎日付けてくれていて。それを見る度に頬が緩んでしまう。
そんな素敵な女の子が、あっ君と幸せになってくれればいい。
渚とはよく喧嘩してるけど。お互い相手を分かってる。あの二人なりの挨拶なんだと思う。
四人分のデザートを買い、コンビニを後にした。
「夏だけど、夜は冷えるねえ。」
「そうだな。」
「ねえ、渚。」
ん?と少し口元に笑みを浮かべた渚が私を斜め上から見下ろす。
私と渚の身長差は30センチほど。
「手、繋いでー。」
「ん。」