ねぇ…

不安


貴方の秘密を
知ったのは半年がたったころ


貴方の発言と様子を見ていて
わかった
貴方には結婚をきめている人がいると言うこと

なんで私を選んだのだろうか
なんで私に付き合ってなんて
いったんだろう…
不思議に思った
どうしたらいいのか
わからなかった
言うべきなのか
知らないふりをし続けるか
迷った
でも貴方の為に
知らないふりをし続けるのを決めた


毎日が不安で
たまらなかった
だって貴方に惚れてたから
貴方がだいすきだったから
不安しか頭になかった


ねぇ本当に私の事
好きなの?
本当は今すぐにでも聞きたかった
でもきけなかった



私はその日から
体がご飯を受け付けなく
なった



不安と恐怖に
おぼれる日々が始まって
しまったのだ
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