angel ring
「あぁー、ダメだ。これ以上チューしたら俺暴走しちゃうわ!」

いきなり優君が言った。

「俺、玲ちゃんの事大事にしたいからいきなりはしないって決めたから!正直言えば今すぐ抱きたいってのが本音だけど…俺なりの大事の仕方で愛の形!大切だからこそ簡単に手を出せないって事だからな。」


そんな事言われるとは想像もしていなかったからびっくりした。

でも、優君なりに私を大切にしたいという気持ちが伝わってくる…

正直嬉しかった…



「エッチはもう少し我慢するけどチューはいっぱいするから…」

優君が少し恥ずかしそうに言った。


「なんかかわいい〜!」

あまりの可愛さに思わず吹き出してしまった。

優君が子供みたいにむくれてる。


優君の意外な一面を見る事ができた気がした。

付き合う前は想像もできなかったけど…

もっといろんな優君を知りたい。



笑った顔も…

怒った顔も…

泣いた顔も…

甘えるしぐさも…

全てが私を温かい気持ちにさせてくれる…

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