angel ring
ライバル
それからも優君は、涼君や浩司達と何度か店に来てくれた。
でも、カラオケ以来なんとなく顔を合わせづらくて、いつも優君達のテーブルを避けていた。
この日は、由美ちゃんも一緒に来ていた。
他のテーブルに料理を運んで厨房に戻る途中、何気なく優君達のテーブルを見る。
優君の隣には、由美ちゃんがいる。
楽しそうに話してる二人…。
…ズキッ…
(見なきゃよかった…。)
由美ちゃんが来た時点でだいたいは予想していたけど…
やっぱり見たくなかった…。
厨房に戻ると
私の顔を見るなり友美が何も言わずに頭を撫でてくれた。
「やっぱ好きなんだね?隠さなくてもいいんだよ。私は正直由美ちゃんより玲ちゃんの方が優君にはお似合いだと思うなぁ。でもこうなったらのんびりしてられないよ!」
友美なりに私を励まそうとしてくれている。
友美の気づかいが嬉しかった。
偶然にもこの日は二人共久しぶりの早番。
仕事を終え友美に引っ張られるようにして優君達のテーブルへ向かった。
「玲ちゃ〜ん!お疲れ〜久しぶりじゃん!?」
テーブルに座るなり真っ先に浩司がきた。
「玲ちゃんは、浩司なんか相手にしてる暇なんかないの!」
「えぇ〜!なんでぇ〜相手してよ〜」
浩司は相変わらず明るくて、私を笑わせてくれた。
場が和む中
先手を打ったのは由美ちゃん。
「私、優君の携帯番号とメアド知りたいんだけど!」
一瞬シーンと静まり返った。
「あっ…うん…」
優君はその場の空気をとりもつかの様に自分のデータを携帯の画面にだして由美ちゃんにわたす。
それを見ていた友美が
「玲ちゃんにも教えていい??」
友美がいきなり言うもんだからびっくりした。
でも優君は
「いいよ!」
由美ちゃんの視線が痛いけど…
優君と電話番号とメルアド交換する事になった。
でも、カラオケ以来なんとなく顔を合わせづらくて、いつも優君達のテーブルを避けていた。
この日は、由美ちゃんも一緒に来ていた。
他のテーブルに料理を運んで厨房に戻る途中、何気なく優君達のテーブルを見る。
優君の隣には、由美ちゃんがいる。
楽しそうに話してる二人…。
…ズキッ…
(見なきゃよかった…。)
由美ちゃんが来た時点でだいたいは予想していたけど…
やっぱり見たくなかった…。
厨房に戻ると
私の顔を見るなり友美が何も言わずに頭を撫でてくれた。
「やっぱ好きなんだね?隠さなくてもいいんだよ。私は正直由美ちゃんより玲ちゃんの方が優君にはお似合いだと思うなぁ。でもこうなったらのんびりしてられないよ!」
友美なりに私を励まそうとしてくれている。
友美の気づかいが嬉しかった。
偶然にもこの日は二人共久しぶりの早番。
仕事を終え友美に引っ張られるようにして優君達のテーブルへ向かった。
「玲ちゃ〜ん!お疲れ〜久しぶりじゃん!?」
テーブルに座るなり真っ先に浩司がきた。
「玲ちゃんは、浩司なんか相手にしてる暇なんかないの!」
「えぇ〜!なんでぇ〜相手してよ〜」
浩司は相変わらず明るくて、私を笑わせてくれた。
場が和む中
先手を打ったのは由美ちゃん。
「私、優君の携帯番号とメアド知りたいんだけど!」
一瞬シーンと静まり返った。
「あっ…うん…」
優君はその場の空気をとりもつかの様に自分のデータを携帯の画面にだして由美ちゃんにわたす。
それを見ていた友美が
「玲ちゃんにも教えていい??」
友美がいきなり言うもんだからびっくりした。
でも優君は
「いいよ!」
由美ちゃんの視線が痛いけど…
優君と電話番号とメルアド交換する事になった。