初恋向日葵

まだぶーっと膨れる私に先輩は、

「なーに膨れてんの?」
と尋ねる。
「別に何でもないです-・・・」
と私が言うと先輩は

「お子様の事か-」

と言った。

その時、
「お待たせしました。」

飲み物が運ばれてきた。

「よしっ」

店員が行ったのを確認して先輩が立って、むかいあわせの席から私の隣へ来る。
「先輩?」

私は思わず顔をあげる。

・・・・近すぎる。

やばい。ドキドキする。


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