《完》天上のCANON 〜先生と奏でる、永遠のメロディ〜
心配そうに問いかける
奈緒に、あたしはクスクス
笑いながら答えた。
「大丈夫だよ。一緒に行くよ」
そのとたん、奈緒はパッと
顔を輝かせて、
「ありがと! マジ感謝!」
「いえいえ、どういたしまして」
「あーよかったぁ。
あ、でもそういえば、
花琳ちは両親来んの?
うちは母親と妹が来るって
言ってんだけどさー」
「そうなんだ。
うちは……誰も、来ないよ」
「あ、そーなの?
そういや去年も来て
なかったっけ?」
「………うん」
_
奈緒に、あたしはクスクス
笑いながら答えた。
「大丈夫だよ。一緒に行くよ」
そのとたん、奈緒はパッと
顔を輝かせて、
「ありがと! マジ感謝!」
「いえいえ、どういたしまして」
「あーよかったぁ。
あ、でもそういえば、
花琳ちは両親来んの?
うちは母親と妹が来るって
言ってんだけどさー」
「そうなんだ。
うちは……誰も、来ないよ」
「あ、そーなの?
そういや去年も来て
なかったっけ?」
「………うん」
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