《完》天上のCANON 〜先生と奏でる、永遠のメロディ〜
「でしょー? あたしの
センスよ♪」
奈緒がエヘンと胸を
そらして言う。
「ま、小川のアイデアが
やっぱイケてたよ。
ただ写真飾ってあるだけ
じゃジミだもんね。
でもこれなら、入っただけ
でもけっこう楽しいし」
奈緒の言うとおり。
教室は写真の展示室という
よりは、もはやアトラク
ションって言った方がいい
くらい、デコレートされてた。
蛍光灯にはセロハンを
貼って、さらに天井に
何枚かオーガンジーの布を
渡しかけて、ゆったりと
した間接照明風に。
_
センスよ♪」
奈緒がエヘンと胸を
そらして言う。
「ま、小川のアイデアが
やっぱイケてたよ。
ただ写真飾ってあるだけ
じゃジミだもんね。
でもこれなら、入っただけ
でもけっこう楽しいし」
奈緒の言うとおり。
教室は写真の展示室という
よりは、もはやアトラク
ションって言った方がいい
くらい、デコレートされてた。
蛍光灯にはセロハンを
貼って、さらに天井に
何枚かオーガンジーの布を
渡しかけて、ゆったりと
した間接照明風に。
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