《完》天上のCANON 〜先生と奏でる、永遠のメロディ〜
「それは……詳しいことは、
当日に話します。
この楽譜を託してくれた
人に、今回のことを報告
したいんです」
それが死んだお姉ちゃんで
あり、墓前での報告だと
言わないのは非常識だって、
もちろん承知してる。
だけどあたしは、先生にも
最初からそれを重苦しく
感じたりせずに、純粋に
一緒に報告しようって
気持ちを持って欲しかった。
だからそれだけを言うと、
先生はしばらく無言で考え
始める。
そしてしばらくすると、
整理がついた顔で薄く微笑んで、
_
当日に話します。
この楽譜を託してくれた
人に、今回のことを報告
したいんです」
それが死んだお姉ちゃんで
あり、墓前での報告だと
言わないのは非常識だって、
もちろん承知してる。
だけどあたしは、先生にも
最初からそれを重苦しく
感じたりせずに、純粋に
一緒に報告しようって
気持ちを持って欲しかった。
だからそれだけを言うと、
先生はしばらく無言で考え
始める。
そしてしばらくすると、
整理がついた顔で薄く微笑んで、
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